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◆ ○ 合気道八幡浜一当流道場 Aikido-Yawatahama 修行の目的
(1) 「合気求道」をつうじて己れの気・心・体を鍛錬し、同時に宇宙万有と気の流れを一つにして自由自在の境を楽しみ、生きとし生けるものと和しつ真如愛護の実をあげることを目的とする。(開祖大先生の信条) / 栄えの道 / 喜びの道 / 和合の技
合気道とは、宇宙万世一系の理であります。合気道とは、天授の真理にして、武産の合気の妙用であります。合気道とは、天地人、和合の道とこうなるのです。また、合気道とは、万有の処理の道であります。合気道とは、言霊の妙用であり、宇宙のみそぎの大道であります。(武産合気より)
1993年に恩師佐柳孝一師範に教えを受け、これこそ真の合気道と直感し、直向きなまでに佐柳孝一師範の導いて下さった合気道を修行稽古してまいりました。佐柳孝一師範は、「合気道を勉強して下さい。」と励まして下さいました。1999年に佐柳孝一師範が逝去されてからも合気道神髄 植芝盛平伝 武産合気の本などを読み勉強し、「合気道精神」を攻究してまいりました。私も至らぬものが沢山あると自覚しておりましたので、人格完成の道として合気道に取り組んでまいりました。2010年の4月に大きな転機を得ました。同根の意義を究める事が合気道と確信しました。自霊を尊び、心平らかに、手足を大いに伸ばす佳き境地を得ることが出来ました。佐柳孝一師範の導きに感謝です。稽古照今の法果をうれしく思います。
この道文から私は、心の対処法を発明する。今(濁流の中)を、いかに生きるか。--- いかに処理するか。合気道もいかに処理するか---であると思います。力づくで負かす方法もあるでしょう。事がおこらないようにする方法もあるでしょう。叱って導く方法もあるでしょう。私は、「和合の技」を選びます。愛に導く「和合の技」をふだんの行修としたいものと思い、稽古に生活に励んでいます。また、気をもって広く大きく、柔らかくも光と熱のある「和合の技」を愛究したいと思っています。私の修行の目的は、「和合の技」で対処する日々を積み重ねて、栄えの道、喜びの道を手にしたいと願うものであります。天地人、和しつ真如愛護の実をあげる喜びを得たいと願うものであります。
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